<< 2017.5ギリシャ・ドバイの... 2017.5ギリシャ・ドバイの... >>

2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ

お土産の包みをホテルに置いて、すぐに向かったシンタグマ広場。

シンタグマという名前は、1834年に最初のシンタグマ(憲法)が

発布された場所なので、そう呼ばれているのだそうだ。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20313709.jpg
広場の右側には空港からのリムジンバスの発着所があり、奥に

見えている建物は国会議事堂。広場から階段で登ると道路があり

その向こう側にある。階段下にはEVがあって、地下鉄シンタグマ駅に

直結している。水路の右側にあるお店は、キオスクのように

あちこちにあるお店で、ホテル前にも一軒あって飲み物を買ったりした。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20323500.jpg
東京と気温はさほど変わらないのに、日差しがきついギリシャ。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20325348.jpg
日中はすっかり夏の様だった。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_19472878.jpg
階段を登ると、目の前に国会議事堂。横断歩道は左側に。

ここは、元々は初代ギリシャ国王の王宮として建てられたもので、

1842年にドイツ人の建築家によって建てられた。その後

1931年に改造されて、国会議事堂になったそうだ。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_19491746.jpg
横断歩道前から、広場の北側にあるホテルグランドブルターニュを。

アテネにある有名な5つ星ホテルで、130年の歴史がある。

5つ星ホテルはたくさんあるけれど、その中でも最も格式が高いホテルで

一般向けのオープンは1874年で、WWⅡ時はヒットラーが滞在して

いたそうで、チャーチル、アイゼンハワー等、多くの外交の舞台にも。

マリア・カラス、グレタ・ガルボ、エリザベス・テイラー、

ソフィア・ローレンなど有名な女優達も、ロイヤルスィートに滞在。

アフターヌーンティーくらいなら、時間があれば行ってみたかった。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_19492522.jpg
国会議事堂の下の壁には、「無名戦士の墓」

4世紀にも渡るトルコの支配を受け、1823年からの独立戦争、

その後の戦争で犠牲になった数多くの無名の兵士のための慰霊碑。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20264906.jpg
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_19505647.jpg
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_19510311.jpg
碑の左右は衛兵が守り、30分毎に左右の交代、1時間ごとに兵士の

交代が行われる。日曜日の10時50分からのものが最大で、

見物客も多いそうだ。私達は、15時の交代を観に行った。



私も写したんだけど、前の列のアジョッシ達の毛むくじゃらの腕やら

頭が入り過ぎで、途中で断念。これは後方で腕を伸ばして娘が撮った。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20272985.jpg
議事堂の入り口にも何やらの碑が。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20280053.jpg
再度、シンタグマ広場に戻り、さて、食事はどうしようと言うことに。

広場にはギロピタの屋台がよく出ていると調べた時にはあったけど、

パンの屋台しかなくて・・・仕方なく、ホテル近くのケンタか

マックへ行くかなぁ・・・と歩きだしたら、交差点の角に

ギリシャのハンバーガーやさんを見っけ。そこで、私が注文して

待っている間に、娘がカード会社の支店に預け荷物を取りに。

遅くとも15時半までには取りに来ないと、余裕がなくなると言われて。

急いでハンバーガーセットを食べて、シンタグマ駅へGO!
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20433376.jpg
こちらが、ギリシャの地下鉄の路線図。シンタグマは何線もの

乗り換え駅で、私達は赤いメトロ2号線で4つ目のラリッサ駅へ移動し、

地上に出てアテネ中央駅からギリシャの国鉄に乗車。

イルソプハラボジのように発券機を使いたかったけれど、

戸惑いそうで、窓口にてチケットを買い、無事に到着。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20281079.jpg
地上に出ると、日本なら東京駅かな?にあたる中央駅だから

もっと立派かと思いきや、わりとこじんまり。一応カフェも併設。

そこで、列車内で飲む飲み物と、夕食が食べられないので、一応

パンをいくつか買っておいた。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20290321.jpg

最後までギリシャ語はちゃんとわからなかったけど、

下はセントラルって書いてあった^^

2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20291803.jpg

地下鉄ラリッサ駅から階段で登った所にあった地図。

ところで、2人で機内持ち込み用1つだったからよかったものの、

重いスーツケースを抱えて階段を登っている人もいて@@

2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20303199.jpg

経路。右下のアテネから真ん中上のカランバカへ行くんだけど、

朝1本しか直行便がないので、途中のPalaeofarsalosで乗り換えする。

列車のチケットは日本で事前にTrainOSEのサイトで予約済。

ちゃんと、乗る前にお知らせメールも届いていた。で、ビックリしたのが

「印刷して持参」と書かれていたその予約書が、チケット代わりだった。

引き換えだとばかり思っていたのに、駅員さんが予約名簿をチェックして

そのまま乗って下さいと。帰りの分もあるから、なくしたら大変だ。

帰りは直通の1等車が取れたけれど、行きは1等はなくて2等車。

2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20294079.jpg
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20294910.jpg

市内と同じように、列車も見事に落書きだらけ。。。

実は、8日しかとれない旅程だった為、少し悩んだ行き先。

『花よりおじいさん』では、ジウちゃんとハラボジ達は

コリントスへも行っていたし、ソジニはスタッフの要望でスニオン岬に

運転手として行ってたし・・・彼らの方が日数が長いから

どこかカットせざるを得ず。サントリーニはもっと長くしたかったし。

で、もう一箇所、ギリシャで行きたい場所があって・・・

2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20304148.jpg

数々の遺跡は行けなかったら、ま、仕方ないか・・・で済むんだけど、

左にあるザキントス島には、出来れば行きたかったなぁ・・・

あと2日長くいられたら、きっと行っていたと思う。

ひとりだったら、ちと辺鄙で大変だったかも。。。だけど。

島へは飛行機か、もしくはバス+船で行ける。

島の中で一番行きたかった場所は、「青の洞窟」も捨てがたいけれど

2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20312695.jpg

『紅の豚』で出て来たポルコの隠れ家でもあり・・・

『太陽の後裔』で出て来たあの浜辺・・・

2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20310804.jpg
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20311254.jpg
あの浜辺はザキントス島にある。浜辺へは船でしか行けないけれど、

夏には人でいっぱいになるほど。観光船で「青の洞窟」とセットで行けて、

1時間ぐらい滞在して、泳げるそうだ。この写真はネットでお借りした

ものだけれど、写した場所は崖の上から見下ろせる展望台から。

2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_01080790.jpg
チングのこのシーンはここからだよね^^

2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_01081425.jpg
彼らも船で行っていたよね^^誰もいない時間帯に

撮影したんだと思うけれど。

空港近くの町からバスツアーで展望台へ行くツアーもある。

で、この海岸の名前はShipwreck Beach。またはナバギオ・ビーチ。

1983年にたばこの密輸をしようとした船@パナギオティス号が

難破して打ち上げられた。

Shipwreck Beachとは「難破船のあるビーチ」という名前で、

ナバギオとは、ギリシャ語でやはり難破船。

島の北端から出る小さな観光船は安いし便も多いけれど、そこまで

行く手段がなくタクシーで行くか、レンタカーかバイクを借りて。

借りるのに、国際免許と山道の運転が慣れていないと難しいため、

下と上、両方観るなら2日かけて、空港近くのメインの街からのツアーを

使うしかないようだ。ドラマに散々出て来た、あの山道も通るのだろう。

あ~!行きたかったな・・・との想いも残しつつ・・・

話題の「死ぬまでに一度は行きたい世界の絶景・秘境」のうちのひとつ。

ギリシャの中の他のいくつかは行けたから、それで良しとしよう。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20295616.jpg
ここから乗車。行きは右側の偶数を取るべし!の情報通りの席。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20315135.jpg
ボックス席なので、偶数だと進行方向。車窓の風景はのどか~!
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20322672.jpg
左側の方が少し山が多いけれど、右側はあってもなだらかな山で

ずっと田園風景。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20324513.jpg
窓のすぐ外に、お花や枝があって、接触するんじゃ?と思った位。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20330297.jpg
情報通り、途中から海も見えた。左の窓からは、雲の間から陽が射す

「天使の階段」がずっと長く続いていて、それも綺麗だった。

途中の駅で、列車の脇の線路を、荷物を持って普通の格好の人達が

歩いていたりして、どうなってるんだ?と不思議だったりも。

で、途中の駅で、向かいに座っていたモデル?かと思う位綺麗な女性が

席を立って、降り口へ。前の席が空いたので、早速足を延ばしつつ・・・

左のホームを何気なく見ると、なんだか見覚えのある名前。

ノートを出して、隣のボックス席のご夫婦に駅名を確認すると、

まさに乗換駅だった!そこから、後からも笑い話になるほどのスピードで

降りた私達^^;もっと北の方に連れて行かれたら、絶対その夜の内には

辿り着けなかったと思うので、危機一髪だった。ギリシャ語だけの

案内だし、聞き取れなかったし・・・危ない危ない・・・・
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20342297.jpg
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20344237.jpg
乗り換え駅だから、もっと大きいのかと思いきや、周りには

何もないし・・・
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20350145.jpg
もうすぐ日暮れ(すでに8時過ぎ)で寒くなり、駅構内の待合室に

避難したけれど、自動販売機ひとつないし、乗り換えできなかったら

大変だったとゾッとした。アテネからは座席指定だったけれど、

乗り換えた列車は自由席で、ここからはわりとすぐだった。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20360223.jpg
ようやく到着したカランバカの駅。後で思うに、このまま

ホームの先まで行く・・・が正解だったようだ。

駅には改札口もなく、ホームから直接駅の外へ。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20364984.jpg
駅前の通り。静か・・・な街の後ろにぼんやり浮かぶメテオラの奇岩。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20370481.jpg
ライトアップされているけれど、距離があるので、ちと怖い位・・・

ホテルからの地図通りに踏み切りも渡って行ったら、結構歩くことに。

夜だし、初めてで足元が心配だったからと、ちゃんとした自動車道路を

教えてくれてたと、後で知ることに。
2017.5ギリシャ・ドバイの旅 part9 アテネ~カランバカ_f0152079_20373391.jpg
ホテル手前からメテオラを。木立の中が線路。続きは次に。


by andegenni | 2017-06-05 00:01 | 2017ギリシャ・ドバイ | Comments(0)
<< 2017.5ギリシャ・ドバイの... 2017.5ギリシャ・ドバイの... >>