翌、早朝、金浦空港で買ったパンだけ軽く食べて、ホテルに荷物を預けて、
一旦チェックアウト。迎賓ホテルは奥に荷物預かりの部屋が別個にあって、 安心できた。東ソウルで7時発のバスに乗るために、ホテルを6時過ぎに 出発。2号線なので12番出口まで行ってみたが、早朝はエスカレーターが 動いていなかった。無事、6時35分頃に江辺駅に到着。 まずは、寧越(영월ヨンウォル)行きのバスチケットを購入。 tちゃんが、後で行った場所がわかるようにと、チケットを写していたので 私も真似して・・・旅のタイトルが忠清北道になっているけれど、実は寧越は 江原道。すぐ近くが道の境目なんだけどね。 乗り場は19番20番。終点だとよかったけれど、太白まで行くようで、途中 寄るようだったので、スマホで、予定時間の10分前に目覚まし設定。 韓国の天気予報はよく外れるけれど、この日は午後から雨の予報だった。それで リュックが濡れないように、ポンチョタイプのレインコート、折りたたみ傘も 各自準備して行ったが、ふと目覚めると、9時時点で既にかなり降っていた。。 寧越の街に入ると、河原にこんな可愛い公園が。バスの中からなので写せな かったが、後にタクシーでも通った橋の上から、カメラ小僧の画像で。 すごい田舎なのかと思いきや、美術館とか素敵な建物もある所だった。 あまり行く人もいないだろうけれど、一応、寧越バスターミナルの時刻表を。 ターミナルの前のバス停から、次に行く場所のバスが出るのはわかっていたが ここまで戻って、更にバスよりは、1~2万W違いなら、直接タクシーの方が いいかもと迷っていた私。地図を貰おうとしたら、ターミナル内にあった 案内所の女性が、説明して下さるようで、日本語の地図で、寧越の見どころを 丸で囲ってくださった。そう言えば、聞き覚えのあるここ寧越。『姫の男』で 首陽大君によって、6代の若い王、端宗がここに流されたんだったよね・・・ 係の方の説明でも、その時に幽閉されたお屋敷などが数々残っているみたい だった。寧越駅が可愛い韓屋造りなのを知っていたので、出来れば行きたか ったけれど経路とは逆方向なので諦めた。見どころはタクシーの中から見る かなと・・・ まずはターミナルの外へ。ここへは戻って来ない可能性が高かったので すぐ前にある市場を覗いて行くことにした。 市場の名前は寧越西部市場。アーケードになっているみたいで、よかった^^ 市場自体は、地方都市の普通の市場なんだけど、この市場は天井の布絵が すごかった。曲がり角に来ると、その先も同じような天井だったし。寧越は 韓牛が名産だとか・・・食べる機会はなかったけれど^^; 案内所の方が、お知り合いのタクシー運転手さんの電話番号を教えて下さり つかまらなかったらそこに電話するように仰ったが、行きはターミナル前に 沢山並んだタクシーに乗った。話をするうちに、日本人だとわかると、どこ かに電話する運転手さん。なんと、日本で仕事をしたことがある息子さん! お父さんも息子さんが日本にいらした時は何度か訪日されたようだけど、 日本語ペラペラの息子さんと少しお話を・・・今は韓国で暮らしている方で 仕事柄、あちこち転勤されてる様子。その時は安東だった。向かった先で 一旦タクシーを返すと、また来てもらうのに時間がかかるため、待っていて 頂くようにお願いしたら、メーターを止めて、待っていて下さると・・・ ありがたいお話で・・・次に行く場所も、運転手さんに伝えたが、息子さん からも再チェックして下さるし・・・で、とても嬉しかった。 道々、畑に、まるでキノコのような、こけしのようなものが沢山あって・・・ あれは何だ?と思っていたら、帰りに判明。大根畑のゴミ(要するに葉や 茎のいらない部分)を使って、そういう風に作ってあるのだそうだ@@ もうひとつ、去年全州に行く際に、やはり畑に白いスツールを大きくした ような白い円筒状のものがたくさんあったので、あれは?と尋ねると・・・ それはtちゃんも知っていて、牛の餌だと。牧草を刈りながら筒状にまとめ 最後に白いビニール状のもので巻くのだそうだ。中で発酵させるのかな? 結構大きな駐車場に着くと、往復で40分位かかるから、こうして・・と メーターを止めて、待機していると仰って下さった運転手さん。ポンチョを 来て、私達も階段を登って山道へ。途中、一回、前のめりに滑って転んだ けれど、膝をついたくらいで済んでよかった。 途中、親子で覗き込んでいる家族がいたので、私も一応撮ってみた。 韓半島地形展望台という矢印♪ 途中の看板。先ほどのサークルの説明のような綺麗な看板もあちこちにあった。 木が邪魔だけど、見えて来た韓半島地形。本当に、自然が作った韓半島だ♪ 川の名前は西江。寧越の街の南側で、東から流れて来た東江と、西から流れて 来た西江が一緒になって再び南漢江となって丹陽を経て忠州湖へと続く。 半島部分も実際に見て嬉しかったけれど、奥に連なる山も綺麗だった。 展望台から撮った韓半島。奥には工場も見えていたが、靄のせいで幻想的。 川の左側は靄で霞んでいて、こちらも幻想的。午後に会った方に韓半島地形に 行って来たと話したら、雨だから안개(霧・霞)が出ていて綺麗だったのでは ないですか?と仰った。なるほど、雨でがっかりしたのに、ここの景色は雨の 時もそういう風に言われるんだなと・・・ せっかくの景色なのに、川の一部に緑の藻が発生しているのが見えてこれ以上 広がらなきゃいいなぁと思った。 展望台の説明板と共に。一番高い場所の展望台から、少し先に下ると、写真の スポットがあって、デッキより一段下に立って、韓半島地形をバックにして 写せる場所が作ってあった。行き帰り、結構、中国人の一行とすれ違ったが 今回の旅で唯一、中国人観光客と会った場所となった。 戻りかけに撮った写真。tちゃん曰く、展望台からよりも、ここからの方が 地形がよくわかると・・・なるほど・・・ 帰りがけにもこんな説明看板があちこちに。 観光バスがたくさんやってきたみたいで、私達を待っているタクシーがいて くれて心強かった。 階段途中の木越しだけど、結構広い駐車場で、お店もあった。 駐車場から登って行く階段。普通の人で展望台まで往復40分程度。 寧越10景だって・・・これで韓半島地形とはお別れ。ターミナルには戻らず、 次はオンダル観光地まで行ってもらった。DAUMで調べたら、ターミナルから 韓半島までは14000~5000W。ここからオンダルまでは25000W程度だと 出たので、ターミナル経由してもあまりメリットなしだと思った。しかし、 結果的に、かかった値段は58000W。かなりの距離だから日本に比べたら とてつもなく安いんだけど、事前に調べた値段よりもどこもかなり高かった という結果になったので、あくまで目安程度にした方がいいかもしれない。 東ソウルから寧越だと2人でも30600Wだから、タクシーは便利だけど結構 割高だ。だけど、それでも、ツアーよりは個人旅行の方が安いかも・・・ 続きはまた・・・(^^)/
by andegenni
| 2015-11-27 23:46
| 2015.11 忠北京畿道
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