先日の3連休は台風19号の影響で大変だったけれど、近づく中、およそ
半世紀ぶりになる小1のクラス会に参加してきた。実は中学校から東京へ父の 転勤に伴い転校した私。従姉達とも、父と伯父の東京での葬儀以来の再会だった。 久しぶりに帰郷するのに、そう言えば初めて飛行機での帰郷となった。 羽田は台風の接近に伴い大混雑。国内線だからと甘く考えていたら、1時間以上 前に着いたのに、席の予約をネットでするのを忘れて、一番後ろの席だし^^; 随分搭乗口まで時間がかかった。途中、沖縄便は欠航が決定するし・・・ 山口宇部までの私が乗る便も、ダブルブッキングなのか、翌朝初めの便に振り替え 出来る方は15000マイル差し上げますとかとんでもないアナウンスが流れるし^^; 結果、空弁だけはなんとかゲットするも、ラウンジで時間がなくなり、トイレ+飲み物 だけの利用となった。バス移動で搭乗なんて、済州島以来だ^^; バスを降りて、乗り込んだ飛行機^^可愛いよね~!満席でキツキツだったけれど。 空港には従姉二人と、従姉の娘、孫二人と、5人での出迎えでビックリ@@ 大きめの車がいいと、娘の車で来たらしく、一旦娘の家へ。とは言っても、娘の 家はかつての母の長姉の家だった所。もちろん、建て替え済み。空港から、道々、 ここはどこ、覚えてる?と説明してくれる従姉達。何しろ、45年帰ってなかったから 今浦島状態だ^^;それでも、伯母の家に向かう途中にある伯父の家だった(今は 八百屋さんになっていた)場所は覚えていた。回りがまるっきり変わってしまい@@ 従姉の家は建てた当時は回りに何もなかったのに、今ではまるでお医者さんの町の ように、ずらりといろんな医院が並んでいてすっかり変わったそうだ(と言っても従姉の 結婚式も出ていないから初めて行ったんだけど) 家は、白川郷の大きな家のようで、夜灯りが灯っていると、二階のロフト部分まで 下から灯りが見えて、ライトアップされているみたいで素敵だった。久しぶりの再会で 話が弾み、寝たのは1時を回った頃だった。 翌朝は、故郷を出た後に亡くなった祖父母や伯母の眠るお墓へ。そこで従姉 達の長兄とも待ち合わせて、2番目の伯母の療養所へ。母のすぐ上の姉だが もう兄弟はこの伯母しかいない母。二度と会えないかもしれないと思い、連れて 行って貰ったが、昔のことはよく覚えているようで、今の私はわからないながら 名前を言うと、昔よくお守をしてあげたまみちゃんか・・・と喜んでくれてよかった。 お昼から子供のころよく行った常盤公園の近くにある場所でクラス会。小1の時の クラスメイトだから、半世紀後の彼らがどれだけ変わったか・・・楽しみでもあり、 メタボになった自分の姿を見せるのにためらいもあり・・・だけど、80歳を超えられた 先生を中心にとても楽しい時が過ごせた。2次会も同じ会場近くで開催されたが、 日本夕日百名選の一つとか言われる海岸にあるレストランを予約したとかで、 お開きになる前に従姉が迎えに来てくれて・・・・ 4人兄妹の最後、3番目の次女がここに来ると言うので、まずはここに私を降ろし・・ 3番目の従姉とは、東京でもあっていないので、まさに45年ぶり・・・しかも会って すぐに裸の付き合いとなる、ここはきららビーチ焼野にあるきらら交流館という温泉。 温泉に入る前に名物の夕日を。台風が近づいていて見れないかもと思ったけど・・・ 温泉に入った後で、従姉が髪を洗っている私に、すぐに露天風呂に来いと・・・ 慌てて急いで洗い流して向かうと、もう沈んじゃった。。。残念と^^;最後の最後に 夕日の形が真っ赤に赤く見えたそうだけど、すぐに沈んだそうで・・・残照で空が まだ赤かったので、髪を乾かすのもいい加減にして、すぐに外へ飛び出した。 カメラマジックなのか、肉眼で見るともう外は真っ暗に近いのに、これだけ赤かった。 ブログをやっているという従姉とキャアキャア言いながら撮っていると、一旦家に 戻った長女と3女が、3女主人と共にやってきた。少し先のスペインレストランへ。 ソル・ポ二エンテというレストランで、入口にも海岸側にも火を焚いていて素敵❤ 毎晩海外産のワインを一本空ける酒豪の旦那さんは、あちこちに馴染みのお店が あって、ここもそのひとつ。海が見える窓の席で、とても美味しい料理をフルコースで ご馳走になった。従姉の話では、右手は関門海峡、向かいには北九州空港が見えて 時折大きな貨物船も通るそうだ。なんとも素敵な場所で、田舎で暮らすのも、山も 海も近く、食べ物も美味しく、地形の関係であまり台風の被害もないそうで、いいなと 思った。若い頃と違い、老後はこういう所で過ごしてみたいと・・・ 翌朝は、少し早起きして、4時半過ぎの飛行機で帰京する私の為に少し遠出を。 途中途中で道の駅に寄りながら・・・ 3女の旦那様が昔の郵便局だから写したら?と車を停めてくれた所。帰宅して調べて みたら、旧殿居郵便局舎というらしく、大正時代の建物なんだとか。 目的地は角島。前には橋がなくて、本土から船で渡っていた角島。この角島大橋は 2000年に完成したそうなので、私が知る筈もなく^^;見ていたら、ミニクーパーが 次々に渡っていて・・・後で島の駐車場で見かけたが、入口にイギリスの国旗があり ズラッと並んだミニクーパーは壮観だった。同好会の催しだったのか? 元々、この日は雨の予報だったので、期待はしていなかったが、この場所はとても 海岸線の色が綺麗で、青から濃い群青色まで色とりどり、水は底が見える程綺麗 なんだそうで、またいつか来たいと思った。台風が近いというのに、サーフィンをして いる人もいるし、岩場で釣りをしている人もいた。晴れ女なのか、まだ雨も降らず^^ さて、それでは橋を渡って角島へ・・・ 橋の上の待避所から、本土側の西長門リゾートを。2女の子供がここで式をあげた そうで、帰りに温泉に入ってロビーで珈琲を飲んで行くことにした。 本館から少し離れた場所にある変わった形の礼拝堂。海だからサザエのつもり? 大橋の途中にある小さな島。後でいわれを調べたら、鳩島と言うのだそうだ。旦那様の 話だと、本土からここまではモーゼの道のように、あるいは珍島のように、干潮時に 浅瀬が出来て歩いてここまで来られるそうだけど、鳩島の反対側から角島側は逆で 鳴門海峡のように潮目があって危ない位深いそうだ。海の中に泡立つ線が出来て いてとても不思議だった。 角島は結構広くて、牧場とかもある。まずは牧場へ。残念ながら牛は一頭しか出て いなかった。牧場の先の岩場へ行くと、台風が近づいているせいか、そろそろ波が 荒くなっていた。通り道の途中に表示があった自然に群生しているお花を・・・・ 道からすぐ傍の崖で見つけた^^ダルマギクというらしい。まだ咲いていないと思うと いう話だったが、本当に咲き初めを見つけてラッキー! 少し行くと、白いダルマギクも見っけ! こちら側の岬の先から向こう側の灯台を。次はあの灯台へ向かうそうだ。 橋の近くでも走っている人を見かけ、従姉が「瀬戸内マラソン???」とか言って いたけれど、なんとすぐ後に開催される(もうされただろうけれど)つのしま夕やけ マラソンの為の練習だったのね^^ トイレの建物も素敵^^とは言っても、天井に近い壁にムカデがいて、若い子達が 怖がってたけれど^^; マップがあったので、一応パチリ!従姉達は子供時代に船でキャンプに来たことも あるそうだ。 何度も登ったからとお土産屋さんで待つと言う従姉達を置いて、旦那さまと二人で 登ることに・・・なるほど、従姉達がやめたのも納得・・・結構きつかった^^; 海側の景色。 車を停めた駐車場側。 向こうに小さな教会があるね・・・と話していたら、セットなんだそうで、映画『四日間の 奇蹟』のロケ地なのだそうだ。保存期間が過ぎて、現在はトイレとして使用されて いるみたいだ。 せっかくだからと記念館にも入ってみた。 初代灯台長。この記念館も彼の住まいだったようだ。が、実は彼よりもすごいのは この灯台は「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計による最後の 灯台で、日本海では初めての洋式灯台だそうだ。レンズも希少価値が高く、日本でも Aランクの保存灯台。日本の灯台50選にも選定されてるのだとか・・・なるほど・・・ ビデオが流れていて、ついつい最後まで見てしまった^^; 駐車場へ戻る途中、下から見上げて。次々に到着する観光バス。かなり人気の スポットのようだった。 到着した時から、気になっていたイカの干し方。グルグル回転させているので、下が 外へ向かっている。回転イカと角島灯台の構図で^^; もうすぐお昼だから今食べるのは・・・とか、言いながら4人でぺロっと食べた海の幸! 売店で売っていた鰯を焼いてちぎったみりん干しのような干物を買ったが、すぐに 食べてしまったうちの主人。もっと買ってくればよかった^^;次に、灯台近くのお店へ。 開店直後だったようで、一番乗り!帰る頃には満席で諦めて帰るお客も。ラッキー♪ これは活いか(角島灯りいか)御膳。北海道でも活きイカは食べたけれど、大きさが 全然違う。大きいし、新鮮だからこの状態でもまだピクピク動いてるし^^;他にも 雲丹ご膳とサザエご膳を注文。さっき食べたばかりだからと、4人で3人前でも多いかと 思いきや、すごく美味しくて、完食!笑)イカは、胴を食べた後、頭や△部分、足は 天ぷらにしてくれたので、またまた美味しくて^^満足満足の食事だった。 角島には二つの港、尾山港と元山港があり、こちらは尾山港。昔は本土からの船が こちらへ着いた。その少し先に・・・ よく立ち寄るという海産物のお店が。最初の建物は齋座わ田。隣は和田水産。 だから、多分同じ系列のお店かと・・・齋座わ田の方は懐石料理らしく、こちらも 食べてみたかったかも・・・水産の方で、探していた子供の頃に食べたワカメの めちゃ細かく切ったふりかけを見っけ(食べてみたら子供の頃のとは違ったけど こちらも美味)!他に干した小海老、雲丹醤油等諸々を購入。で、どれも美味しく すでに醤油以外は全部食べつくした主人。もっと買ってくればいいのにと文句を 言うので、ものは試しに、さっき電話したら送ってくれると・・・賞味期限を確認して 粒雲丹、干し海老等トータルで13000円余りも買ってしまった・・当分あるぞっと^^ 店内には五木ひろしと元巨人の桑田の写真が飾ってあった。「横浜~たそがれ~」 なんて、歌ってた息子さん^^調べたらお父さんは名物親父みたいで動画もあった。 灯台の資料館で角島の地図を見た時に、何度も来ているのに知らない場所だったと 言う旦那様。鬼の伝説を知り、和田水産のすぐ先みたいだから行ってみようと。 鬼の岩と呼ばれる岩。こちらの先にあるのは角島小学校で、ここには砂浜がある。 角島大橋と鳩島、西長門リゾートも見渡せる。晴れていたらエメラルドグリーンの海。 防波堤部分の鬼の絵を見て、その近くに車を停めたのだけれど、岩そのものは道から 見れないので、何度も通りながら知らなかったという従姉達。 防波堤の上から見た鬼の岩。実はすぐ傍に謂れが書いてあり・・・ それを読んで納得!(クリックすると全画面で読める)今までに聞いたいろんな話が ぴたりと鬼の伝説に出てくる^^なるほどねぇ・・・ 角島側の角島大橋への入口にある展望台から。こちら側の海は波が荒い。 本土へ戻ると、予定通り西長門リゾートへ。本当は別の温泉に行く予定で、こちらは ラウンジでコーヒーだけのつもりだった従姉。だけど、飛行機の時間もあるし、ここで のんびりしようかということに。女性の温泉へ行くと、入っている方々は皆外風呂? ならば・・・と、誰もいない内風呂越しに外を。外風呂は更に海と近くて気持ちよかった。 丁度、正面に角島小学校の砂浜が見えていて、角島全体がよく見渡せた。 ラウンジから見た景色。従姉がハワイみたいな景色だと言ってたけれど、なるほど^^ 皆、口をそろえて、今日は台風のせいというか、晴れていないので海の色がイマイチ だと・・・晴れているともっともっと綺麗なんだそうだ。 少し早いかなと思いつつ、空港への帰り道。行きも思ったけれど、コスモスも多かった けれど、背の高い黄色い花がたくさん生えてて。。。従姉がセイタカアワダチソウだと 教えてくれた。それに加えて旦那様が、自分達はブタクサと呼んでいて、アレルギーの 原因になると。さっき調べてみたら、両者を勘違いする人が多数いるみたいだけど、 実は別物のようだ。花粉症の症状を起こすのはブタクサの方で、勘違いする人だらけ みたいなので、一応名誉回復しておこうかと・・・って、セイタカアワダチソウは別に なんとも思っていないだろうけれど^^;帰りにも道の駅に寄った。途中の山の上に たくさんの風力発電があって、一基1億位するんじゃ?と話題に。帰りには台風が 近づいてきたせいか、とまっていた。風速が早すぎると停止するのかもね・・・・ ここへはサラダホウレンソウを買いに。私は牧場のアイスを食べてみた。行きの道の 駅では、初めて見た安芸クィーンという赤い巨峰や、栗の名産地で大きな栗があった のでそれとか、途中途中であれこれ買ってしまい、持って帰るンか>自分状態に。 途中から高速に乗り、その頃からポツポツと降り出した雨。最後まで傘は使わなくて よかった^^高速の途中で、例のやっくんの事故はここだよと・・・ご冥福をm(__)m 早めに着いた空港。それにしても、1時間10分前で、すでに最後列しか空いてないと。 行きもそうだけど、みんな早めに席をとるんだなぁと思った。どこでもいい私^^; 長兄まで見送りに来ていて@@彼の口癖「サンデー毎日だから・・・」はヒット! 引退してからは毎日が日曜日^^後で、用意したお土産を宅急便で送るからと言われ 届いたのは雲丹、かまぼこ、海苔、お米、味噌、寒漬け、麦味噌沢庵、綺麗な里芋 等、ずっしりと重く・・・長兄も買うつもりだった利休饅頭を買ってくれ、ほんと、従兄姉 達にはお世話になった。たったの二日足らずなのに、あちこち連れて行ってもらい・・・ この日も一名ダブルブッキングがあったようで、最終便に変えてくれたら1万?とか 言っていた。従姉達と写真を撮って、出発ゲートへ。最終的にご協力により、席の 問題は解決したとかアナウンスが流れたけれど、翌日は多分台風の影響で欠航に なりそうだから、みんな殺到したんだろうね・・・26日からLCCが参加することになった この路線。なんと片道7000円で羽田に来れるそうで、従姉達は大喜び^^ それにしても、生まれ故郷って、いいもんだ・・・とつくづく思った旅だった。 長い旅日記、自分のための旅日記を最後まで読んで下さった方、ありがとう
by andegenni
| 2014-10-22 13:38
| 四方山話
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