1号線に乗って、降りた駅は芳村駅。アヤン橋駅、解顔駅でもいいけれど
芳村駅から先は、地下鉄の路線から外れるので。実は、始発は私が乗車した 七星市場駅で、地下鉄で先回りしたことになる。 バス停はこちらの대구선방촌공원@大邱線芳村公園。芳村駅①番出口から出て 次の通りを右折すると。。。 こんな桜並木があって、その傍にある停留所。 4月末だったので、桜は既に終わり、若葉だったけれど、つつじが綺麗だった。 バス経路だけど、全部동구3@東区3。やって来たバスの前に、更にどこそこ 行きという表示があって、これから行こうとしている所は옻골방면オッコル 方面行きというバス。乗ろうとしたバスは17時20分七星市場発のバス。 DAUM地図で経路検索して、25分位足した時間だろうと検討をつけて。 停留所には初老のアジュンマと、かなりのお歳とお見受けしたハラボジがもう すでに待っていらした。ハラボジは韓服の上下で杖を持っていらして。どこに 行くのかを尋ねられたのでオッコルマウルだけど、まだ行きたい古宅が開いて いるかどうかが心配だと言うと、夕方だからまだ大丈夫だろうと。同じトンネに 住んでいらっしゃる方々。なんと90歳を超えたハラボジだったが、1人で市内 までバスに乗って出かけられるんだそうで。オッコルマウルに行く人だから、 よろしくね~と顔見知りの運転手さんに伝えて下さって。苗を持った人とか 買い出しに行って来た人とかは、停留所ではなくて、家の前で降ろして貰って いて、後に安東でもそうだったので、日本とは違ってるなぁと改めて思った。 ハラボジ達は、マウルのすぐ手前で下車。最後は私だけになって到着♪ 降りたばかりのバス。すぐに市内へ帰るバスになるようだ。옻골마을という のは、日本語で言うなら漆谷村。漆の木が多い場所だから付いた名前みたいだ。 標識の下にあるのは慶州崔氏宗家という文字。大邱と慶州は近いけど、ここは 慶州崔氏匡靖公派の子孫たちの集姓村なのだそうで、最初に住み始めた時から すでに400年も経ち、現在も20棟余りの古宅が集まっているそうだ。外は暗く なるまで大丈夫だけど、目指す古宅が閉まってしまうかもと心配で早速探しに。 他は後で・・・と思い、ズンズンと進んだ。それにしても素敵な道^^まるで タイムスリップしたようだった。 ここかな?扉の文字が違うようだけど・・・と、中を覗くと、同じような造り ながら、扁額の文字が違っていた。 どこだ?どこだ?と探し・・・それでも20棟程度なら見つけられるだろうと。 あった!ここだ^^目指したのは、『ハイドジキル私』で出て来たロビンの 実家。実在しない実家ながら、ロビンが記憶として持っている家。 ロビンが心配で電話をかけているハナ。まさにこの家が崔氏の宗家。(キャプの 写真は全て、大邱に行くことになって、ネットで探して拝借したもの) ドラマでは門を開けて入って行ったけれど、開いていてよかったと思った私。 宗家の右側には報本堂という建物があり、祭祀のため1753年に建てられた建物 だけど、朝鮮戦争時には学校として使われたのだそうだ。 とても広いお宅で、宗家にふさわしい佇まい。お庭も綺麗に手入れされていた。 松の木に花穂が出来ていて、とても綺麗だった。 寝てしまうと人格が交代するのを恐れ、ずっと寝ていなかったロビンが、遂に ここの柱にもたれて寝てしまったっけ。そして、寝る前にソジンに向けての ビデオレターを残したロビン。切ないシーンだった。 中から門、門から外を。 目的の古宅を訪問したので、後はのんびりと朝鮮時代に戻ったような路地を 散策してきた。 こちらのマウルでは、韓服に着替えての書堂体験、餅つきをしてお菓子を作り 茶道体験、婚礼体験なども出来る。時間が遅かったので、会場を外から。 東渓亭という建物で、お茶体験や書堂体験はこちらで行われるようだ。 躑躅の綺麗な季節で、花盛りの時期に行けてよかった。 ソジンがロビンからのメッセージを見たのは、こちら。最初にあげた写真の こちらがまさにその場所だった。先に見えている赤い塀の建物は・・・ こちらの建物で、최흥원정려각。 山側にも所々に何かあって、躑躅も綺麗。 再び、バス停のある所へ戻って来て、待てよ・・・手紙を埋めた所はどこだ? 人っ子一人いない状態で、訊くにも訊けず・・・で、手前の家の門が開いていて 中で何かを燃やし始められて煙が・・・覗いて、写真を見せると、見るなり 「あ、ヒョンビンの木ですね」だって^^もうそういう名前になったようだ^^ もうこちら側へは行かないだろうと、門の前からパチリ♪ 立派な木のある中心部から出発。川の中まで菜の花で綺麗。橋を渡って左の 綺麗な躑躅を見ながら歩いて行くと・・・ 右側に人口の池があった。後ろの山が亀の形に見えることから、亀ならば水が 必要という見地から作られたそうだ。他の宗家でも見かけた人工池。そういう 風水的見地が一般的だった時代のようだ。 池の周りには、池の造成後に植えられた古木(保護樹)に案内板があったり した。外部からの邪気を防ぐ為に植えられた欅の林の一部が残っているそうだ。 私が行こうとしているのは、こちらの中の一本。 こちらがロビンとハナが手紙を埋めた木。地元の人が「현빈의 나부」と呼んで いる木^^いろんな人が掘り返した形跡が残っていて笑ってしまった。 ヒョンビンの木からの眺め。バスの時間までまだ余裕があったので、橋を渡って みたら・・・ 八公山緑色の道って書いてあって、現在地は真ん中左下辺り。登山路っていう 標識もあったから、山歩きのコースになっているみたいだ。八公山はずっと先 だと思っていたので、ここで出て来るとはビックリした。 池の反対側、東屋側は綺麗なお花が花盛りで、目を楽しませて貰った。 バス停に戻ると、夕方で小さなお店も閉まっているし。。取りあえず、トイレに 行って出て来ると・・・ ありえない位大きなミミズが。思わず、外のゴミ箱の上にあった大きなペット ボトルを持ってきて写してみた。高3の時、夏季講習を申し込んだ予備校が 教室が足りなくて上智大を使用したことがあって、四谷駅から校舎へ向かう 土手沿いの道に、踏まずに歩くのが難しいほどのミミズ・・・土の中が暑い ので出て来たんだと思うけれど、アスファルトの上ではほぼ死ぬしかないのに どこから出て来たと思う位の数で、それ以来ミミズは大ッ嫌いなんだけど。 最近、『三食ご飯』を毎日見ていて、イ・ソジンがミミズを見つけて、普通は 通りすぎるだろう彼なのに、わざわざ捕まえて鶏達にやっている姿に笑いが・・ バス停前の小さなお店と、隣にある옻골회화나무집。漆谷の槐の木の家。 槐(エンジュ)の木は広場にある巨木のことかと。 隣のお店がメインで、小さなお店はそこの出先みたいだった。呼び鈴を押せば 隣から人が来てくれたのかも。隣には営業中の看板が出ていたので。 土塀には『ハイドジキル私』略してハジナの布。自動販売機にも。この自販機で コーヒーを買って飲んでいたら、バスがやって来た。まだ薄明るい時間だけど 次の目的地へ出発♪とても枚数が多くなってしまい、自己満足の旅日記をここ まで読んで下さった皆様
by andegenni
| 2016-06-20 23:51
| 2016.4 大邱安東栄州
|
Comments(0)
|
カテゴリ
全体 韓国旅行 2017.7水原・扶余 2016.11 江原道慶尚道 2016.6 仁川・ソウル 2016.4 大邱安東栄州 2015.11 忠北京畿道 2015.5 慶尚道済州島 2014.10 全州・鎮安 2014.6 ソウルと近郊 2013.11 仁川群山楊州 2013.6 江原道京畿道 2013.4 清州・一山 2012.6 全羅道一周 2012.4 順天鎮海聞慶 2011.11 扶余儒城清州 2011.6 清平・加平 2011.3 利川全州安東他 2010.11 清州・全州 2010.5 慶州 2009.12 父娘ソウル 2009.9 安東・清州 2009.5 清州 2008.11 仁川の島釜山 2008.9 ソウル市内 2008.2 済州島 2007.11 プルン島 2007年以前旅あれこれ 2017ギリシャ・ドバイ 韓国俳優 韓国ドラマ 韓国四方山話 韓国映画 四方山話 カインとアベル チュノ 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... お気に入りブログ
最新のコメント
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||