朝が早く、睡眠時間が足りなかったため、晋州までのバスの中は爆睡。
晋州バスターミナルへは12時26分着。予定通り76分かかった。晋州は統営に 行く途中の経由地だったが、予定より早く到着できた為、食事だけじゃなくて 観光の時間もとれそうだ。時刻表を確認して遅くとも15時に乗ることにした。 バスターミナルの前に並んでいるタクシーで行きたかったお店ハヨノッへ。 運転手さんに、ハヨノッの後、晋州城の拱北門(正門)まで行きたいけれど、 タクシーは拾えますか?と尋ねると、わざわざタクシー乗り場に着けて下さった。 ハヨノッの駐車場から見た向かいのアパート。アパートの住民の為に、道を 挟んだこちら側にタクシー乗り場があった。私が降りるや否や、待っていた 女性が乗ったので、帰りもそういう形になるみたいだった。5000W也。 こちらがハヨノッ。右側にあるのが本店。晋州冷麺1945年からと書いて あるけれど、立派な新館も建って、めちゃ繁盛しているんだろうなと・・・ タクシーの運転手さんに、土曜だから混んでいますよね、かなり待ちますか? と尋ねたら、大丈夫、そんなに待たないということだったので、この人達は 何?イベント?とまだ状況判断ができない私。 だって、食べ物やさんで、こんなお土産売ってるなんて、何かのイベントかと。 新館下の奥まった所に人が集まっていたので、何だろうと行ってみると・・・ 黒板に色と番号を書きながら呼び出しをしているアジョッシ。わけわからず 尋ねると、右手前の机のある場所にいるアジョッシに番号札を貰って来てと。 アジョッシ達はマイクとレシーバーを駆使し、本館、別館の係と席の状況を やり取りして呼び出しをしているのだった。4人席の方が圧倒的に多くて 4人だと回転が速いらしい。2人席は少ないし、1人はもちろん2人席。 新館と本館の間にある池。この池の手前の椅子に座っていた軍隊休暇中の 息子さんとオモニ。呼び出しシステムについてオモニに尋ねたら、教えて 下さったのが、上のシステム。2人席は40分待ちだそうだ。オモニ達は アボジもいらして3人家族。座る席もなかったので、傍に立って少しお話 した。休暇中だという息子さんに、リュックに入れてあった海苔巻あられの 袋入りを、日本のお菓子だけど食べてみる?と差し上げたら、美味しいと ニッコリ(*'▽')後でわかったけれど、この日は晋州では大きなお祭り中 だったようで、それに合わせての休暇だったのかも。だから人が多かった ようだ。まずは色を呼び出され、家族にお別れして・・・黒板に自分の 番号を書いてあるのを確認。呼び出されると確認して番号を消していた。 通された席から、2階の部屋の様子を。後で絵の前の席が空いて、先ほどの 家族がそちらへ。私に気づいて、息子さんがニッコリ笑ってくれた^^ こちらがメニュー。一番上が晋州水冷麺。2番目は晋州ビビン冷麺。この お店で一番有名な水冷麺を注文。ビビン冷麺と二つとって分け合う家族も 多かった。辛いビビン冷麺は私には無理かも・・・ 一番奥の席だったので、建物の裏手が見えた。裏には川が^^ こちらが晋州水冷麺。出汁を魚類からとってあり、とても優しい味だった。 ゆで卵の輪切りの他、細切りの錦糸卵、キュウリ、大根にスユッ(茹で肉)が 入っていてとてもサッパリしていて、今回の旅の一押しかも。わざわざ食べに 行って大正解!向かいの席の家族にお別れをひと声かけて、タクシー乗り場へ。 タクシーを降りた拱北門前。なんだ、この人出は。。。土曜だから?とまだ そう思っていた私。 門の右側にあるチケット売り場でチケットを購入。 こちらが頂いたパンフレット。時間が足りなさそうなので、ポイントを絞る。 入ってすぐこれを見つけ・・・お祭りだとわかった次第だ。この日は23日。 25日のお釈迦様の誕生日まで、この日から3連休。混んでいるわけだ・・・ 논개제ノンゲ祭と書いてあるけれど、後で調べたら、ノンゲというのは人名で 李朝時代の妓生の名前。文禄・慶長の役の時に国の為に殉じた人だそうだ。 振り返って城内から拱北門を。晋州城では秀吉と朝鮮の戦いが何度もあって 最初は守り切ったものの、2度目は陥落したようだ。妓生の名前もそれに 関するものだから、そんなお祭りの当日に、単なる異邦人ならぬ、当時の 敵国の子孫である私がフラッと立ち寄った次第で、イマイチ居心地が悪い。 それでも、当時は当時・・・(今も今で困ったもんだけど・・・)と写真を 撮って回ることにした。 東京では浅草とかで見かける人力車も、晋州城ではこんなに可愛く♡ 忠武公 金時敏将軍像。最初の文禄の役の際、このお城を守った将軍。なので 一番中心に彼の像があるみたいだ。左側の坂の上には・・・ こちらの建物。嶺南布政司。観察吏が業務を担当した建物の門、慶尚南道の 道庁の正門で、望遠楼とも呼ばれているようだ。この先には国立晋州博物館 とかもあるけれど、ここへ一番来たかった目的は野外公演場なので、そこに 行かなくちゃ・・・ 城内は緑が一番綺麗な季節。5月末だけど、夏のような気温で、木陰が嬉しい。 嶺南布政司の先、右手に見えるのは景仰門。野外公演場は左下なので斜面を 降りた。 途中にあったこちらは何とか先生の生誕地。 緑の斜面の下に野外公演場が見えてきた。 降りてきた斜面。で、どうして野外公演場?と。実は、最初に釜山へ行った 7年前の11月。ここで晋州ドラマフェスティバルが行われて、ヒョギも 3人3色で出演した。丁度釜山に行った翌日で、出来れば行きたかったが 仲間の帰国便が早くてソウルへ戻れなそうで断念。なるほど、ここなら 晋州城の入場料だけで、公演自体は無料だとわかった。しかも、夜だけなら 18時以降は入場料無料だし。長くなったので続きは次回に。
by andegenni
| 2015-07-23 21:12
| 2015.5 慶尚道済州島
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