景福宮を出ると、目の前に・・・
北岳山をバックに、本当に青い屋根の青瓦台。 出てきたばかりの景福宮の北側にある神武門。 景福宮の北側の塀沿い、青瓦台の入り口に続く道は、木が多く、歩道も車道も綺麗だ。 孝子洞の交差点には彫刻と噴水。後ろは仁王山。随分前になるけれど、韓国映画で 『大統領の理髪師』原題@孝子洞の理髪師というのがあった。この辺りは、景福宮の 西側。北村に対し、こちらは西村と呼ばれる地域だけれど、どこからどこまでが西村と 呼ばれるのか、その辺はよくわからない。彫刻をバックに記念撮影する人々も^^ 青瓦台サランチェ。元々は、孝子洞サランバンという青瓦台の広報館があったらしい けれど、青瓦台サランチェとしてリニューアル。韓国の政治と文化に触れられる所で 無料で入れるし、興味のある方には綺麗でいいかも^^サランバンは舎廊房という 漢字で、主人の離れにある書斎みたいな意味で、サランチェは舎廊という建物の 中の男性が使う所で、母屋から離れた離れみたいな建物。意味としてはほぼ同じ? 景福宮の西側の塀沿いの道。お花も綺麗に飾ってあって、やはりとても綺麗だった。 サランチェの先を右折。目指したのは、通仁市場だったけれど、散策も楽しかった。 紫霞門路に出ると、目の前の角にこの薬局。2年前にバスの中から写したが、ここは 『個人の趣向』でケインの作った料理にあたって、ジノが駆け込んだ薬局^^; 真向かいにあるパリバケットで菓子パンを少しと飲み物を買った。適当に歩いて いたら、どうもおかしい・・・で、ハルモ二に市場の場所を尋ねると、紫霞門路だと。 また戻って、通りの向かい側から通仁市場を。ピンボケの上、ここでトシラクカフェに 入ろうと思っていたのに、この日は第3日曜だったけど、市場がお休みだと。。。 5000ウォン出して、500ウォンのコイン10枚を買い、参加しているお店でお弁当の トレイに好きなおかずをのせてもらうシステム。ご飯とスープは食べる場所にて交換。 一度、食べてみようと前から思ってて、せっかく行ったのにお休みの日で残念だった。 そのまま、南に向かって歩いていくと・・・ 地元感いっぱいの写真館があり、そこに飾られてる家族写真は、なんと『チュノ』の あのナウリじゃないか!あ、本名はイ・ハンウィさん^^挙げたらキリがないほど多くの ドラマの脇役で活躍されている俳優さん^^で、ふと、横を見ると・・・ なんとなんと、こっちは『ピアノ』のオックアン他、多数の有名俳優チョ・ジェヒョン氏! 息子さんはイケメンとして有名で、ショートトラックの選手。国内で金メダル受賞もあり。 表だけなので、中にはもっとある?そのまま歩いていくと、通義洞カフェ通りの入口へ。 入り口角にあるCOCOIN。歩き疲れてもいたので、入ってみることにした。 わお!おいしそうなパッピンス^^さっそく入ってみよう^^ 入り口は、カフェ通り側から。カフェの正式な名前はCafe de Atelier COCOIN。 奥の方の席に行ってみて、名前の由来がわかった!置いてある彫像も掛けてある 絵も、奥の更に奥にあるテラスの絵も、アートしてるから^^お店の方に了解をとり 撮影したが、一人のハルモニが自分を撮ってると勘違いされて。。。お店の方が 間に入って下さり、説明してくださった。ちとビックリ^^; 天井の一部がガラスになってて自然光が入るものの、少し暗めで落ち着く空間。 通りに面した側の明るい店内とは対照的だった。パッピンスを食べたかったが、量が 多そうで、食事になるようなものはありますか?と尋ねたら、勧められたのがこれ♪ ハニーブレッドとアイスコーヒー。とっても美味しかった^^お店の女性もとっても 素敵な方だったので、某旅行サイトで紹介させて頂きたいと申し出ると、快く承諾 してくださり、住所とか電話の書いてある名刺に営業時間も追加してくださった。 カウンター部分。クリックすれば大きくなるので、価格もわかると思う。 明るい表側からカウンター部分を。左側が出入り口。カウンター右奥がギャラリー。 帰ろうとすると、ちょっと待っててくださいと・・・今、パッピンスを作っているのでと。 100%牛乳を凍らせた氷で作ったパッピンスで、氷部分がフワフワでまろやか・・・ 量が多いからとやめたのに、サービスで!?お店の方曰く、先ほどの先客の方の 態度が失礼だったのでお詫びにと・・・元々、私が写真撮影を頼んだせいなのに、 申し訳ないのはこちら・・・ほんと、申し訳なく、さらに食事後だったので、残すのも 申し訳なく・・・入ったカフェは今回少なかったのに、どこでも感謝の出会いだった。 2年前にも載せたが、置物の大きなシェフがいなくなったOliva Garden。 『オンリーユー』のメインロケ地だ。なんだか、小ぎれいになった感じ^^ 景福宮の駅まで来ると、紫霞門路を渡り、右方向へ。道なりに歩いて行くと、ここ、 社稷壇の正面に出た。一旦、ここも通り過ぎて角を右折すると・・・ そうだ、この坂だ!社稷壇公園の塀に沿った登り坂。少し登ると・・・ 左側にドラマでお馴染みの建物が^^古くは『ジャイアント』のペッパ様のお屋敷。 比較的最近なら『欲望の炎』の本家、『新妓生伝ー芙蓉閣の女たち』の芙蓉閣。 ドラマでは、建物と共に、前の坂も度々登場した^^ 駐車している車を避けて、大写しに^^前から一度来たかったけれど、ようやく^^ あ、『食客』でも出て来たよね^^昔は国会議員の私邸だったらしいけど、今は ウンギョン財団が管理している建物らしい。 PS 後日。『私はチャン・ボリ』で師匠の家ピスルチェとして登場♪ 坂を下り、元の道に戻って、社稷壇公園に入ってみた。人が少なく、木陰で休むには ピッタリの穴場的公園。都心にありながら、地元民中心の癒しの公園みたいだ。 脇から撮った社稷壇。朝鮮時代、土地の神「社(サ)」と穀物の神「稷(ジッ)」を祀り、 国家を上げて祭祀を行っていた場所<コネストより。 表側から撮った社稷壇。秋の社稷大祭以外は鍵がかかっているようで、隙間から。 もっと奥まで行くと、江稜の烏竹軒でお目にかかった息子の栗谷李珥(ユルゴッイイ)と 母の申師任堂(シンサイムダン)の銅像があったり、さらに奥には檀君聖殿があって 『太王四神記』でお馴染みの壇君が祀られている。さらに奥には黄鶴亭(ファンハッ ジョン)という射亭(弓術練習場)があり、ここには仁王山への登山口もあるようだ。 オリニ公園も併設されていて、日曜日だったので、親子連れの姿も^^ ガラスケース入りの案内図はハレーションを起こしたので、看板の方の案内図を。 案内板の横が入口。ソウル社稷壇の文字のある石碑。 ふと通りの向こう側を見ると、SPACE本の建物。サウナやハナロマートもある建物で いつか行ってみようと思ってた所だった。時間の都合で、そのまま景福宮駅へ。 駅構内の壁画。 構内にソウルメトロ美術館もあった。3号線で鍾路3街まで移動。 今回、初日と3日目の夜にお世話になったGREEN’TELさん♪便利だし、浴槽ありだし、 安いし・・・EVはないけれど、荷物は運んでくれるしで、コスパ高し^^荷物を受け取り 今度は1号線に乗って、南営まで。前回お世話になったツアーイン春海さんへ^^ チェックインする際、日曜なので御主人がいらして、前回の件>電話して金浦に行った のにアシアナ最終便が飛ばなかったことetc...を話したら、ビックリされていた。 二人で予約してあったけれど、一人になったことを話し、狭い部屋でもいいと言うと、 それなら2泊で1万円でいいよと^^日本の代理店に頼んだので、現地払いだった から、そういうことが出来たわけで、ちょっと嬉しかった。荷物だけ置いてまた出発♪ 今回はここまでね~♪ 8月15日に思うこと・・・読みたいと思ってくださる方だけmoreをどうぞ♪ PS 昨日は日韓のニュースが騒がしくて・・・そんな中、参拝した人の写真を見たら、 コスプレあり~のお祭りみたいで、厳粛なのかと思っていたので@@; 絵馬に仲間の就職成就を書き込んで来た投稿者、和やかで、素敵な仲間意識だった。 同じマンションの知り合いの方も、娘さんと行ってこられたようで、ご兄弟が戦死された のだそうだ。うちは、両親はまだ学生だったけれど、伯父は近衛兵だったみたいで、ある 宮様と一緒に撮った写真を子供時代に見せてもらったことがある。誰も戦死していない ので、東京に住みながら、まだ一度も参拝していない。遺族ならば、当然行くべき所 だけど。歴史って、その時代の考えや法律世相があるわけで、それを後世、あれこれ 批判することはおかしいと思う。良いことも悪いこともあるのが歴史で、悪い場合は、 二度とその轍を踏まないよう気をつけようと思うのは当然のことだけれど、現代の 感性で過去を非難するのは、どうも納得いかない。その時は、その時代は、それが ベストだった、あるいは他に選択肢がなかったのかもしれない。あるがままの真実 それを受け入れるのが歴史という学問。後の時代に合わせて、あるいは自分達の 都合に合わせて、都合の悪いことを隠したり、増大させたり、政治的に利用すべき 事柄ではないと思う。日韓についていえば、すでに条約で双方納得の上の解決 (日本は謝罪と超多額の賠償、相手は、もうこれ以上の要求は一切しない)をした にもかかわらず、今の時代の人間に、過去の歴史を反省しろと強要するのは、 納得することが難しい。日本人の特性「水に流す」感覚、過去を忘れるのではなく、 悪いことにはいつまでもこだわらず、現在、未来志向で考えようという感性は、他の 国では、特に近隣の国では受け入れられない考え方のようだ。 東南アジアでは、受け入れられている場合も多いけれど。 潜水艦>抗日の英雄「金佐鎮」と命名<の進水式に大統領自ら参加し演説。その 息子は金斗漢という鍾路派(チョンノパ)の頭目から国会議員にまでなった人で、ドラマ 『将軍の息子』『野人時代』の主人公。その娘も国会議員でソン・イルグクはその息子。 日比谷公会堂でイルグクのファーストペンミ(KBS WORLDの無料招待に当選^^;) で観た彼はとってもシャイで好青年だったけれど、一方では、キム・ジャンフンと共に 竹島(独島)へ泳いで行くという反日活動。家族の由来を見れば反日は血筋とも思うが 抗日は英雄、反日は国是という国では、日本=絶対悪の構図は崩せないのだろう。 一方で価値観が同じという言葉・・どの点が?と最近思う私。似ているアジア系の顔で ありながら、知れば知るほど価値観というか、考え方が違うと感じるのに・・・ いろいろと考えさせられたニュース内容だった。どういう未来になるのか?心配だ。
by andegenni
| 2013-08-16 18:00
| 2013.6 江原道京畿道
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Comments(2)
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りんご
at 2013-08-17 11:44
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西村界隈おしゃれなカフェや雑貨屋さんができてますね。
次はここが大ブ-ムになるのかしら? 歴史って同じ時代を生きてもとらえ方って当事国によって違うと思います。 自国の歴史感を相手に押し付けるはおかしいと思います。 それをいつまでも続けていては前に進めないですから。 でも、いまでもそれを続けるのは自国に都合がいいからなんでしょうね。 これからは日本も今までのように黙ってはいないでしょうね(特にネットの世界では)。それがよいのか悪いのかはわかりませんが・・・ 顔は似てても価値観の違う国どうしが分かり合える日はまだまだ遠そうです。
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andegenni at 2013-08-17 16:16
りんごさん、こんにちは^^
この辺りもきっと何度も行かれているのでは?有名な土俗村までなら 来られた方も多いでしょうけど・・・カフェ通りも出来てるようです^^ 同じ時代でも国によって違う・・・あるいは同じ国でも当事者によっては違う。。。 だから、事実はひとつでも、見方が違うのは当然ですよね^^; だから、それぞれの立場で公式見解があることを尊重すればいいのですけど 自分達だけが絶対善を振りかざし、相手に同じ認識を求めることは 無意味な軋轢を生むだけ・・・それをいつになったらわかってくれるのでしょうか。。。 すでにやりすぎで、おとなしい国民たちも堪忍袋の緒がきれかけているのに まだ気付かないみたいですよね・・・喧嘩両成敗という言葉がありますが 前提として絶対善、相手が絶対悪では話にならない、お手上げですよね・・・ うちの先生が、国交断絶まで言う人がいるって驚いていらっしゃいましたが 逆の立場で考えたら、自分達はどう思うか・・・そういう想像力のある人は いないのでしょうかねぇ・・・頭が痛い日々です・・・
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